世界三大ワインの国の一つ、イタリア。
20州全てでワインが作られており、手頃なデイリーワインから高級ワインまで幅広く楽しめるのが魅力的ですが、意外にイタリアワインは苦手と思っている方も多いのです。
その理由の一つが、500種類以上あると言われている土着品種。
なぜこんなにも多いのでしょう?理由は色々あると言われていますが、イタリアには北部、中部、南部でさまざまな土地と気候、土壌が存在するんです!なので、その土地土地で育まれるブドウやその栽培方法も異なるんですね。
そんなイタリアワインの難しさを克服できる書籍を今日は3冊ご紹介します!
ワインの授業 イタリア編
アスカレコールデュヴァンと西麻布のワインバー「GOBLIN(ゴブリン)」 を経営する杉山明日香先生が出版しているワインの授業。
杉山先生は有名進学予備校の数学講師をされていたこともあり、とにかく説明が分かりやすい、そして読んでいて楽しい!
本書「ワインの授業」はフランス編に続く続編で、イタリアの州ごとに特徴とされるワイン品種や味わい、気候や歴史的な特色が紹介されています。
フランス編と異なるのは、本書はイタリアの郷土料理についても詳しく説明されていること。お料理と合わせるときにとても参考になりますよ!
土着品種でめぐるイタリアワインの愛し方
日本を代表するイタリアワインのソムリエ 故・内藤和雄さんの書籍です。州ごとの土着品種の特徴をわかりやすく解説しています。
カラー写真付きでとても見やすいのはもちろん、代表的なワインの紹介もあるので、初めて飲む品種のワインを探す時にとても役立ちます。
イタリアワイン産地ガイド
188ものDOCG+DOCを地図と共に細かく解説されている本書。イタリアワインをもっと学びたい方におすすめの一冊です。
この一冊があれば、イタリアの気候や土壌の特徴、どのようにワインの味わいに影響をもたらしているのかが分かります!結構分厚いですが読み応え抜群!イタリアワイン通になれること間違いなしです。
イタリアワイン以外のワイン本はこちらでも紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね♪