こんにちは、ワイン大好き、ピノ(@pinnolog1)です!
今日ドメーヌ・タカヒコでのぶどう収穫ボランティア当日についてご紹介です。
集合は9時
曽我さんから開催一週間くらい前に当日についての詳細メールをいただきました。
内容はざっとこんな感じ。
注意事項
- 当日は9:00までにワイナリー前に集合
- 防寒も含めた雨具と着替えとタオルの持参について。
- 靴やズボンが確実に濡れるので、着替えがあったほうが良い
- 長靴または防水が効いたトレッキングシューズを用意するように(予備の靴下も)。
- 余市サグラのお弁当の申し込み確認(ボックス1つあたり1000円です)
さて当日ですが、2日目は違うホテルに滞在予約をしていたので、8時前にホテルをチェックアウト。荷物だけ置いておいてもらうことにしました。
8時過ぎの余市行きの電車に乗り、30分ほどで小樽に到着。この時間なのに電車は立ってる人も結構いるほどの混み具合で驚きました。
今思えば上記で用意したのは雨具と靴下の変えくらい。他は何も曽我さんの注意書きを読んでないなというような格好で行きましたが・・・
洋服はもちろん全身ユニクロ、寒くても大丈夫なように、ウルトラライトダウンを持っていきました。トレッキングシューズは持っていないので、普通のスニーカーです。(笑)
タクシーで相乗りしてドメーヌへ
余市の駅に降りると、ボランティアの方がいらっしゃいました。ドメーヌまではタクシーで約15分ほど。メールにも書いてありましたが、相乗りを希望される人は、ボランティアの人がいるので集合してくださいとのことでした。
同じ電車に乗っている方も何名かいらっしゃり、タクシーに4人で乗ってドメーヌへ。タクシー代は約2000円くらい、一人500円くらいで行けたのでラッキーでした。
ドメーヌに到着すると、すでに何名かいらっしゃいました。9時前になると、続々とみんな集まってきます。(人数としては約40名ほど)
貴腐ぶどうも全て使う、曽我さんのワイン哲学
曽我さんが開始前にぶどう収穫の説明と、ななつもりの「ブラン・ド・ノワール」をテイスティングとして用意してくれました。
ドメーヌ・タカヒコでは、貴腐ぶどうも健康なぶどうも全て使ってワインを作ります。ただし、収穫の時には貴腐ぶどうと健康なワインをそれぞれ違うケースに入れるようにという指示があり、貴腐ぶどうと健康なぶどうの見分け方の説明が30分ほどありました。
すでに何日か収穫に参加されていらっしゃる方も何名かいて、その方達は先に収穫作業にとりかかります。
曽我さんから一通りの説明を受け、私たちも9時半頃から収穫作業に取りかかりました。
初めての収穫作業
初めての収穫作業、枝が思いの外硬くて最初は切るのに苦労しました。とにかくぶどうを傷つけてはいけません。傷が付いてしまうとそこから酸化が進みます。
最初は切るのと慣れないので時間がかかりましたが、1時間ほどすると徐々に慣れてきました。
あと貴腐ぶどうは手で触るとポロポロと落ちてくるんですね。なので比較的区別がつきやすかったです。
1時間半ほどしたところで曽我さんから休憩の合図が。
簡単な曽我さんの説明を聴きながら飲み物とお菓子をいただきました。
その後1時間ほど作業に戻ったあと、12時前にランチの合図が。
ランチはドメーヌ・タカヒコから徒歩5分くらいの場所にある、余市サグラさんでランチボックスをいただきます。
ななつもりもグラスワインで販売していたので、合わせて購入。ランチボックスは1000円でした。
弾力のあるパンとラザニア、ポテトサラダと肉のBBQ、どれもおいしかったです。最近は余市サグラのレストランの予約が取れなくなっているとのことですが、お料理がとても美味しいので納得です。
同じテーブルに座っていらっしゃる方と団欒しながらランチをいただきました。もう何年も毎年恒例行事のように来られている方も多くいらっしゃったのが印象的でした。
さて、13時過ぎくらいから午後の作業に。お昼くらいになるとすこーし汗ばむくらいの暖かさに。朝晩と昼間の気温差が激しいです。
ドメーヌ・タカヒコでは、様々なピノ・ノワールのクローンを植えています。スイス系やアルザス系など。食べ比べして良いということだったので数種類食べさせていただきました。
確かにわずかながらに味わいが違う。あとはぶどうの大きさや貴腐の進み具合なんかも若干違うのです。収穫していてとても面白かったです(スイス系の方がアルザス系に比べて若干粒が大きく貴腐化も少なかった)。
15時過ぎくらいに曽我さんから呼びかけがあり、作業が終わりました。ケースの中に入っているぶどうを見て自己満足。醸造の一部分でも貢献できたことはとても幸せです。
最後に曽我さんからドメーヌタカヒコのワイン哲学や醸造についての説明をいただきました。
地域活性化のために、余市に住む農家の人でもワインが作れると思って貰えるような醸造を意識されているそうです。例えば、上記の写真は倉庫なのですが、こちらも3回に分けて徐々に広くしているとのこと。また、発酵タンクも安価なモノを採用しているそうです(それでも美味しいワインが作れるということ)。
また、栽培においては、全てのぶどうを使うことをモットーとし、貴腐ぶどうから作るブラン・ド・ノワールも生産しています。剪定はヴァレ・ド・ラ・マレヌ剪定を採用。
曽我さんのお話を聞いている時間にななつもりのピノ・ノワールをいただきました。抜栓は、マスターオブソムリエ最年少の高松亨さんがしてくださいました!
まさかいらっしゃるとは知らず、曽我さんから紹介があったときには大興奮!
爽やかで気さくな素敵な方でした!
そして、16時半頃解散となったのでした。