パンデミック以降、すっかり自宅で過ごす時間が増えました。
皆さんはどうですか?
海外旅行をしながらワイナリー巡りをしていた私にとって、今年は海外ところか国内旅行もなかなか出来ないので残念ですが、その一方でオンラインウェビナーやオンラインコンテンツが増えてきたので今はそれらを見ながら行った気分を楽しんでいます。
今日はYoutubeで見て面白かったワイン動画をご紹介します!
WSETやワインエキスパート、ソムリエ試験にも参考になりますよ!
家でワインの勉強するならこれ!
この数年、いやコロナをきっかけにYoutubeのコンテンツが一気に増えた気がしていますが、ワインの勉強になるコンテンツもたくさん見かけるようになりました。私のお気に入りはこれ!
あっちゃんのYoutube大学でも遂にワインの授業が!
あっちゃんでお馴染みの中田敦彦さんによる「中田敦彦のYouTube大学」。あっちゃん(勝手に呼ばせていただきます♪)のYoutubeコンテンツの特徴は、毎回本を一冊取り上げ、その内容を小学生でも分かるようなレベルに噛み砕いて動画としてまとめているんです。その分かりやすい解説に視聴回数が急増しているのは有名ですが、今回ご紹介する世界史の裏にワインありでは、渡辺順子さんの「世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン」という本を取り上げ、ワインの歴史をテーマに解説しています。著者はワインはビジネスツールであり、ビジネスに欠かせないものと述べています。本書では、ブルゴーニュ、ボルドー、カリフォルニア等各地域に分けて、必ず知っておくべきワインとそのワインにまつわる歴史やエピソードが説明されています。あっちゃんのYoutubeでは、本書の中で出てくる歴史の部分をうまく一つにまとめて解説しています。これ以外にもフランスワインとアメリカワインの比較ver、偽物ワインverもあるので、本を読んだことのない方は動画だけでも観てはいかがでしょうか。ちなみに本書も一歩踏み込んだ深い話ばかり(教養としての知識)なので、非常に勉強になります。
無料コンテンツとは思えないクオリティの高いワインの授業
故、小林史高さんが講師となり、ソムリエ・エキスパートを受験する人に向けたいわゆる受験対策講座。テイスティング講座を含めて全部で28講座あります。ここ数年のソムリエ・エキスパート試験は非常に出題範囲が広く、この講座以外の地域からの出題もありますが、基本的に問われる国や最低限知っておく知識はこの講座で解説されています。私もワインを勉強し始めた時や、WSETの勉強でたくさんお世話になったコンテンツです。この動画と問題集をたくさん解くというのを繰り返せばエキスパート受かるんじゃないかな。受けるか迷っている方、受験中の方必須です!
ワインツアーをバーチャル体験しよう!
GoToTravelもスタートし、観光事業も少しずつ再開されてきましたが、それでもやはり気軽に行けないのが悩みですよね。
Youtubeでワインツアーをバーチャル体験しませんか?
サントリー登美の丘ワイナリー
1909年の開園から100年以上、日本のワイン業界を牽引してきたサントリー登美の丘ワイナリー。Youtubeでは、栽培編、醸造編、テイスティング編という3シリーズでコンテンツが展開されていて、栽培編ではぶどうを造る工程、気候における苦労や工夫、醸造編ではぶどう選定後の醸造工程とカーヴ見学、そしてテイスティング編では赤ワイン、白ワインの紹介とそれぞれに合う料理を解説しています。
どちらかというと、WSETで学ぶ要素が多い(WSETの試験勉強の参考になる)情報が多い印象でした。やはり品質の高いワインはみんな手摘みをしているんですね。動画を通して生産者の努力や想いを知ると、より味わって感謝しながら飲みたいという気持ちになります。
シャトー・メルシャン
山梨県甲州市勝沼、桔梗ヶ原、そして椀子にワイナリーを持つシャトー・メルシャン。シャトーメルシャンのルーツである大日本山梨葡萄種会社が1877年に設立されてから150年弱の歴史を持つワイナリーです。今では日本のワインを代表するシャトーメルシャンですが、ワイナリーも世界で注目されているんです。実は、2019年にオープンした椀子ワイナリーが、「ワールズ・ベスト・ヴィンヤード・アワーズ 2020」において、30位に選出されました!
この受賞、どれくらい凄いかというと、イタリアワインの代表格アンティノリ、世界最高峰の貴腐ワインのシャトー・ディケム、第一級ボルドーのシャトー・マルゴー、シャンパーニュのテタンジェ、カリフォルニアワインのオーパスワンなどが名だたるワイナリーが受賞ワイナリーに選ばれています。
今回ご紹介するのは、シャトーメルシャン桔梗ヶ原ワイナリー。こちらの動画。台木やぶどう品種の選定方法、ぶどう収穫後の作業工程等の説明があって勉強になります。