もっとワインが好きになる!オススメのワイン映画6選

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「最近自宅で過ごすことが多くなったので、ワインを飲みながら映画でも見たいんだけど、オススメのワイン映画ある??」

今日は一度は観たいワイン映画を6選紹介します!ワイン片手に土日や休日にゆっくり見てみてください!

所要時間:2分
・ブルゴーニュで会いましょう
・おかえりブルゴーニュへ
・ソム
・ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡
・サイドウェイズ
・ウスケボーイズ

ワイン映画その1:ブルゴーニュで会いましょう

フランス・ブルゴーニュ地方を舞台に、老舗ワイナリーの復活と家族の再生を描いた映画。
ブルゴーニュでワイナリーを経営する一家に生まれた主人公のシャルリは、20歳でブルゴーニュを離れてパリで著名なワイン評論家として活躍していた。そんな中、実家のワイナリーが倒産の危機にいることを知り、シャルリは実家に戻ることに。久々に父と再会するものの、ワイナリーを継がずにパリに行ってしまった息子を父は許せず関係はギクシャクしたまま。ぶつかりながら、また周りの協力を得ながら最高のワインを造るために、ワイナリーの再建を目指す。

とにかくブルゴーニュの風景が美しく、見ているだけでいった気分になれる映画です。華やかに見える裏での苦悩がリアルに描かれていて、もっと敬意を払ってワインを飲みたいと思わせてくれます。また、親子の関係の変化も見所で、ぶつかり合いながらも向き合い、お互いを受け入れていく姿に何度も涙しました。

ワイン映画その2:おかえりブルゴーニュへ

こちらも舞台はブルゴーニュ。ぶどうの栽培から瓶詰めまで行うドメーヌの息子として生まれたジャンは、毎年変わらない生活に退屈を感じ10年前に家を飛び出した。ある日、父親が危篤との連絡を受けてブルゴーニュに戻ってくる。家業を継いだ妹のジュリエットと、ほかのドメーヌに婿入りした弟のジェレミーと再会して3人でワイン造りをはじめたが、その矢先に父親が他界。その後相続問題によりぶどう畑を手放す危機に直面しながらも兄弟で試行錯誤しながら良いワイン造りに挑むヒューマンドラマ。</div class=”pre”>ぶどう畑の四季通して描かれていて、それだけでも絵になります。ドメーヌの息子として生まれた苦悩を持ちつつも兄弟でワイン畑を守ろうと動く姿に思わず涙してしまいます。ブルゴーニュワインを飲みながら休日ゆっくり観たい一本です。

ワイン映画その3:ソム

レストランでのワイン・サービスを主とするソムリエ最高峰の資格「マスターオブソムリエ」を目指す4人の奮闘を描いたドキュメンタリー映画。マスターオブソムリエ、支える家族や同僚のインタビューを交えながら、受験日3週間前から当日までの4人の心境や行動を辿る。

この資格、1969年に第一回目の試験が英国で行われた後、過去40年で世界でわずか186名しか合格者がいないほど、レベルの高い資格だそうです。実際に4人のテイスティングコメントを聞いていると、「砕いたリンゴ」「未熟なメロンの皮」「摘みたてユリのような白い花」「朽ちていく乾いた赤いバラの香り」などの表現が出てきて、テイスティングコメントを聞いているだけでもとても面白いです。ワインの歴史、醸造工程、ワイン生産者の哲学にも触れられているので初心者でも非常に勉強になりますよ。

ワイン映画その4:ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡

1976年、パリのワイン評論家スパリエは、自身のワインショップの経営がうまくいかずに悩んでいた。カリフォリニアとフランスのワインを飲み比べるイベントを企画しようと、カリフォルニアのワイン生産地ナパバレーを訪れ、そこでワイナリー「シャトー モンテレーナ」の人々と出会う。最高のシャルドネ造りに奮闘するワイナリー経営者ジムとワイナリーを手伝わず遊んでいるその息子ボー。ワイナリーが破産寸前に陥ったことでボーは奮起するものの思うようにいかず。そんな中このイベントで高評価を得られれば、ワイナリーを救うことができると考えたボーは強硬手段に出ることに。

ワイン業界では伝説となっている「パリスの審判」をモチーフとした映画。フランスの畑はまた違ったアメリカらしい、広大なワイン畑がまずは見所です。
またアメリカワインが無名だった時代にナパバレーがどのように有名になったのか、ストーリーがコミカルに描かれている点も見ものです!

ワイン映画その5:サイドウェイズ

第77回アカデミー賞5賞ノミネート、脚色賞を受賞。国語教師で作家志望のマイルスと売れない役者のジャックは、ジャックの結婚祝いを兼ねてカリフォルニアのワイナリーを巡る旅に出発し、自分自身を見つめ直していく物語。

マイルスはワインを堪能しに、一方のジャックは結婚前最後に遊びたいと言うそれぞれの目的でナパバレーに行くのですが、そこで知り合う女性二人と過ごすことでそれぞれの人生を見つめ直します。その過程がワインと重ね合わせられて、かつコミカルに描かれていて面白い!お腹を抱えて笑いたくなるようなコミカルなロードムービー、オススメです!

ワイン映画その6:ウスケボーイズ

主人公の5人は世界各国のワインを楽しみながらうんちくを語り合う「ワイン友の会」のメンバー。ある日、フランスと日本のワインのテイスティング会を開いた彼らは、そこで「桔梗ヶ原メルロー」という長野県塩尻市で造られているワインを知る。日本のぶどうから造るワインはフランスワインよりも美味しくないと決めつけていた彼らは、桔梗ヶ原メルローのその味わいに感動する。そして、製造者である麻井の元を訪れ彼のワイン思想に憧れた5人は、彼の思想に基づいたワインを造ることを決意し、ワイン造りに没頭していく。

「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」の元工場長の実話を基にした映画です。人間関係のもつれ、天候によるぶどう造りの難しさなど様々な課題に直面しながらも麻井の教えを受けながら成長していく姿が印象的でした。シャトーメルシャンはワイナリー訪問もできるので、行く前にこの映画を観るのがおすすめです!

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この記事を書いた人

WSET Level2,3取得|WSET Diploma勉強中|一児の母、夫婦で1日ボトル2本は空けるほどワイン好き|年間300日以上飲んでます|毎日の食卓と時間がより楽しく豊かになるようなワインと、WSETやソムリエ試験で使えるネタを紹介しています。

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