お正月の特別番組の中で、ワイン好き界隈が盛り上がる「芸能人格付けチェック2024」のワイン問題。
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特に高級ワインを当てる問題は毎年賑わいますよね。
2024年3月26日に放送された芸能人格付けチェックBASICでは、赤白(実際はオレンジワイン)を飲み比べ、どちらが赤ワインか当てる問題が出ました。
ほとんどの芸能人が間違えたということもあり、我が家でもブラインドテイスティングしてみることに。
今日は実際に番組で紹介されたワインの感想についてご紹介します。
結論、オットは見事に間違えました!そして、出題されたオレンジワインは想像以上に美味しかったです。
今大注目のオレンジワイン、お値段もお手頃なので、ぜひ購入の参考にしてみてください!
芸能人格付けチェック2024のワインはこの2本
オレンジワインはジョージア産、赤ワインはスペイン産で、どちらも3,000-3,500円のデイリーワインです。
パパリ ヴァレー スリー クヴェヴリ テラスズ
パパリ ヴァレー スリーは、オレンジワインの代表の地とも言われるジョージアで2004年に設立された自然派ワイナリー。
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ジョージアのナチュラルワインは濁ったワインも多い中、世界遺産となっているクヴェヴリでの古典的な醸造技術に現代の手法を取り入れ「クリーンなアンバーワイン」を造り注目を集めています。
実際に外観を見ると、濁りがほとんどなく、綺麗なオレンジがかった色合いです。
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ぶどう品種には、チヌリとルカツィテリを50%ずつ使用。
どちらもジョージアを代表する土着品種です。
醸造工程は、まず天然酵母で果皮・果汁・搾りかすと共にクヴェヴリで発酵し、チヌリは90日間、ルカツィテリは110日間マセレーションを行います。
澱引き後、クヴェヴリで約3ヶ月間熟成。
その後ブレンドしてステンレスタンクで1ヶ月間熟成させています。
クヴェヴリとは、卵形かつ粘土で作られたジョージアを代表する伝統的な壺です。主にワインの醸造と貯蔵に使用されています。ジョージア以外でも、例えばイタリアなどでオレンジワインを作る際によく用いられることがしばしばあります。
エンビナーテ ベンヘ ティント 2020
一方のエンビナーテ ベンヘ ティントは大学の同窓生4名が作るスペイン産ワイン。
リスタン プリエト(パイス)を主体に、ティンティーリャとブレンドして作られています。
実際にブラインドテイスティングしてみた
まずはオットにブラインドテイスティングを実施。
香りを嗅いだら分かってしまうだろうということで、なるべく香りは嗅がないことに。
最初にエンビナーテ ベンヘ ティントを、その後パパリ ヴァレー スリー クヴェヴリ テラスズ を試飲します。
エンビナーテ ベンヘ ティントを飲んだ直後は「あー」なんて言っていたオットですが、パパリ ヴァレー スリー クヴェヴリ テラスズ を飲むなり「ん?」と。
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芸能人の方々と同じ反応していて面白かったです笑
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ブラインドで飲んでみると意外に分からないものだね
その後、彼はエンビナーテ ベンヘ ティントをオレンジワインと評価。
答えを知るなり、「マジか・・・」と衝撃を受けていました。
エンビナーテ ベンヘ ティントをオレンジワインと評価した理由は、パパリ ヴァレー スリー クヴェヴリ テラスズ の方が赤ワインらしいチャーミングな味わいに感じたからだそう。
続いて私も少しだけテイスティング。
タンニンさえ違いがわかれば簡単だろうと思っていましたが、実際にブラインドテイスティングしてみると結構難しい。
どちらも想像以上にタンニンが滑らかで私も答えを出す時悩みました。
パパリ ヴァレー スリー クヴェヴリ テラスズをオレンジワインと評価。
理由は、パパリ ヴァレー スリー クヴェヴリ テラスズ の方がタンニンがわずかですが、オレンジワインらしいキュッとした舌触りに感じたのです。
とはいえ、パパリ ヴァレー スリー クヴェヴリ テラスズ のタンニンは想像以上に滑らかで、飲みやすい。
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赤ワインと間違えてしまうのも納得です。
テイスティングコメント
エンビナーテ ベンヘ ティントは果実実主体のジューシーな味わいで、比較的スルスルっと飲めてしまうカジュアルなワインです。ミディアムボディだけどどこか軽やか、ほのかにミネラル感も感じます。
パパリ ヴァレー スリー クヴェヴリ テラスズはオレンジピールやアプリコット、ほのかにナッツの香りと柔らかな酸味とタンニンが特徴的でした。
思いの外癖がなく、オレンジワインにしてはかなり飲みやすいです。
オットはパパリ ヴァレー スリー クヴェヴリ テラスズが気に入ったようで、これは買いワインだと飲むたびに話してました。
程よくボディもあるので、脂身のある刺身やスパイシーな料理とも合わせやすいです!
ブラインドテイスティングする時は専用グラスがあると便利
ブラインドテイスティングをする場合は、可能であればこのような専用のブラインドテイスティンググラスがあるとベスト。
持っていない場合は、同じ形のグラスを2つ用意して使うと良いですよ!