今日の1本

ソムリエから教わった、真夏に飲みたい「ガイオスピーノ」

2021年6月26日

まだ6月というのに、エアコンを付ける日が増えてきました。
私は昨年の2月からリモートワークなので、もうかれこれ1年4ヶ月も会社に行っていません。
毎日朝起きてソファーでぼーっとしながら朝食を食べ(ボーッとしてるのが好きなんです)、9時過ぎから仕事開始。仕事の終わる8時過ぎくらいまでずっと座って仕事をすること16ヶ月。
暑いなと思うとついついエアコンを付けたくなるのですが、昨年の冬はそんな気分の向くままに暖房を付けていたせいで電気代がスパイク。電気代としては過去最高(私一人暮らしなんだけど!)って若干引いてしまう金額になり、在宅ワークの電気消費量ってすごいなと改めて思いました。

でも今みたいに、もうすぐ夏がやってくるよって感じる季節の変わり目が意外に好きなのです。
8月の晴天下みたいな暑さでもなく、外の暑さをまだ楽しめる季節。
こんな季節になると、毎年飲みたくなるのが白ワインなんですよねぇ。

私はもっぱらシャンパーニュと赤ワインが好きなので、白ワインは普段飲みあまりしないのですが、夏だけは違います。
夏はやはり白ワインがいいんです!
ソーヴィニヨン・ブラン、シャブリのようなキリっとした気分の時もあるし、ちょっと南国を思わせるようなアルコール高めの白ワインも良し。
その時の気分に合わせられるよう、違うスタイルのワインを何本かストックしています。

さて今日は待ちに待った金曜日。
今日は休肝日にする予定が、仕事が今週は忙しかったせいか(というか、上司とバチバチしましてね・・・💓)どうしても飲みたくなってしまったんです。
何飲もうかなぁと迷いに迷って選んだのがこちら、「ガイオスピーノ

この猫ちゃんのエチケットがとても可愛らしいと思いませんか?
こちらをとある知人から教えてもらって飲んだんですが、あまりにも美味しいのでその後探しに探して購入しました。
このGAIOSPINO、日本じゃあまり売ってないんですよ。知人もコスパが良くて美味しいワインと言ったらこれ!と太鼓判を押すくらいナイスなワインなんですが、ググってもなかなか出てこない。
少し前に楽天でやっとのこと見つけたんですが、すぐ売り切れになってしまうくらい人気なんですよねぇ。

GAIOSPINOの造り手である、ファットリア・コロンチーノはイタリア マルケ州を代表するヴェルディッキオの造り手です。
薬剤や化学的なものに頼らず、ビオロジックな手法でワインを造っています。

ファットリア・コロンチーノのトップキュヴェでもあるガイオスピーノ。蜂蜜やマーマレード、アプリコットのような香りの中にミネラル感を感じます。
アルコール度数が14.5%と高いこともあり果実味は凝縮されていますが、どっしりとした酸とのバランスが素晴らしいのです。
炎天下の中どっしりと立つ大木のようなイメージを感じさせてくれます。

一方のイルコロンチーノは、ファットリア コロンチーノのワイナリー名がついたキュヴェ。ガイオスピーノと比べてより柔らかいアロマですが、こちらもアルコール度数が14%と高いのでしっかりとした果実味を感じます。

どちらも乾燥した夏を感じたい時には絶品。
このワインがどうしても飲みたいという気分になったのは、本能的に海沿いのイタリアに行きたくなったのかも。金曜日の夜ですからね笑
来年は海外に行くことができるのか。そんなことを思いながらゆっくりと味わった夜でした。

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