「ワイン好きの方に1万円くらいのワインを送りたいんだけど、オススメある?」
先日友人からこんな相談がありました。
ワイン好きの方にあげたいけど、どんなワインが良いのか、喜んでもらえるのか分からないと言う方多いのではないでしょうか。
今日は友人の「予算1万円前後で赤ワインを送りたい」というリクエストに、実際に私がセレクトしたワインをご紹介します!
5000円のワインを2本か1万円のワインを1本か
友人とのやり取りでこんなことを聞かれました。
「ワイン好きの人って1本高いワインが良いのか、5000円を2本が良いのかどっちなんだろう?」
そこで友人にそのお相手が普段どんなワインを飲んでるのかインスタの写真を送ってもらうことに。
そしたら普段から3000-5000円くらいのワインを飲んでいそうということが分かりました。普段からこの価格帯のワインを飲んでいるのであれば、ワンランク上の1本1万円の方が喜ばれるのではというアドバイスをし、1万円のワインをセレクトすることにしました。例えば、普段から1000-3000円くらいのワインを飲まれている方や、ご夫婦やカップルで普段からワインをよく飲まれる方であれば5000円を2本でも良いかと思います。
ジュヴレ・シャンベルタンラ・ジュスティス
ジュヴレ・ シャンベルタンのみならず、ブルゴーニュを代表する造り手、シャルロパン。ワインの神様である、アンリ・ジャイエの教えを受け継ぐ、ブルゴーニュ最高峰のドメーヌのひとつと言われています。除草剤・化学肥料を用いず、殺虫剤代わりにフェロモンカプセルを用いるなど、自然なワイン造りに徹しています。また、除梗後は低温マセラシオン発酵を行うことで、凝縮感と奥深い味わいを引き出しています。
このワインとの出会いはブルゴーニュワインを探してワイン専門店を3店舗回っていた時に、それぞれの店でおすすめされたことがきっかけでした。2017年なのでまだ比較的若いですが、エレガントさのなかに丸みのある凝縮感を感じます。また、チェリーやラズベリーといった果実味の中に、土やなめし革のような熟成香も感じられ、ゆっくりと時間をかけて味わいたいワインです。
シャンボール・ミュジニープルミエ・クリュレ・シャトロ
ブルゴーニュのワインの中でも最も華やかで女性的と言われているのが、シャンポール・ミュジニー。こちらの造り手アンヌ・エ・エルヴェ・シゴーは、1850年頃から100年以上ワイン造りを行っている歴史あるドメーヌです。ワインを注ぐとすみれやバラといった華やかな香りがグラスにふわっと香り、もうそれだけで感動してしまうのですが、それだけでなく滑らかに流れる口当たりや、程よいタンニンと上品な味わいにも息を飲んでしまうほど。どちらかというと女性にプレゼントしたい1本です。
シャトー・オー・バタイィ
フランス・イギリス間の100年戦争の地であったことが「バタイィ(=バトル)」の語源と言われている、シャトー・オー・バタイィ。中世からの歴史が存在する、メドック格付け5級の老舗シャトーです。
なんと言っても、ボルドーの格付けワインをこの値段で味わえるのは貴重ですよね!シャトー・オー・バタイィは生産量の少なく、日本にもあまり多く入ってこないワインの一つというのもポイント。そういうストーリーと共にワインをプレゼントされるのも気持ちをより高めてくれます。
一口飲むと、ブラックベリーの力強い果実味としなやかなタンニンが口に広がります。長期熟成にも向くワインです。ビンテージが若いワインはデキャンタしてから飲むといいかもしれません。
プレゼント用のワイン選びはエノテカとラ・ヴィネがおすすめ
プレゼント用のワインですが、私がいつも利用させていただいているのがエノテカ・オンラインとラ・ヴィネです。理由はどちらも輸入から保存までしっかりとした管理がされていて、品揃えが豊富でプレゼント用にも対応しているから。ラヴィネはフランスワイン専門店なので、フランスワインを選ぶ際にいつも利用させてもらっています。エノテカは日本でもトップの売り上げと知名度を誇るワインショップです。エノテカでプレゼントされたワインだとプレゼントされた方も嬉しいですし安心できると思いますよ!
たくさん紹介したいワインはあるけれど、初心者の方には2、3本ピックアップして紹介するようにしています(あまり色々紹介しても分からないと思うので)赤ワインではなく、シャンパンをプレゼントしたいということであれば、こちらもご参考ください!ぜひプレゼント選びにお役立てください!